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昨日試合決勝まで観戦してました。

どうしてこのカップルが残り、あのカップルが残らなかったのか…?と疑問に思う事がありませんか?

私が現役時代は中々その答えが見つかりませんでしたが、最近なんと言いますか、わかるような気がしてきました。


私が審査員研修を受けた時に思った事ですが…

やっぱり目に入ってこないと駄目ですね。特に一次予選二次予選等は、審査員自身も審査時間と選択との闘いです。

一組あたりに費やす時間は本当に短いのです。じっくり良い所を見てあげよう…とすればするほど迷いますし、あっさりタイムオーバーしてしまいます。

ですので、審査員に見てもらう「何か」がいると思います…。見てもらわないと、上手い下手も判断してもらえません。

私の場合ですが16組中8組アップの場合ですが、5組位はすぐに選べますがあとの3組が中々選べません。

理由は先に選んだ同じカップルについつい目が行ってしまうからです。
ですから最初に選んでもらえるように何か工夫が必要かも知れませんね。

後は…漠然としていますが、競技ダンスですがやはり社交ダンスですので、無理押しの動きや音を外してしまう事が見えてしまうと駄目だと思います。

必死過ぎても…見ている側が苦しく感じてしまうのはやっぱりちょっと違和感をもってしまいます。

審査基準は人それぞれだと思いますが、私はダンスをしているそのカップルの中にダンスの思い遣り…調和があるダンサーは素晴らしいと思います。


例えば「自分はヒールターンもキチンとしているにもかかわらず、ヒールターンがキチンと出来てないのにあのカップルが次のラウンドに行った!何で?」と言うような事ありませんか?

ヒールターンだけ見たら、出来てる人の方が技術あると思いますが、しかし全体的な総合評価ですからそこが調和なんだと思いました。


それから、他のカップルとぶつかり中々リカバーしないカップルはもったいないと思います。審査しようにも時間が余りないので、ついつい他のカップルに目を移してしまいます。

それからコーナーでだんご状態となり、背番号が見えなくなってしまい、選びようがないカップルももったいないと思います。

自分たちの持ちフィガー以外にも衝突を避けるためのフィガーやその練習も必要だと思います。
衝突を未然に回避出来る冷静さや臨機応変も求められる要素だと思います。
by kimie0102 | 2011-09-19 02:23

日本ボールルームダンス連盟正会員:一般社団法人西部日本ボールルームダンス連盟:公認審査員:1級ダンスインストラクター貴美江先生の日常を喜怒哀楽で綴った日記です:猫好き:花好き:洋裁好き